







フランス軍でMle38ミューゼットバッグの原型は1892年に採用されました。
1950年代半ばまでの60年ほどの間に様々な生地、色、ボタンの仕様変更を経ているので数多くのバリエーションがあります。
当初はパンとチーズ等の食料品を収納するために支給されたのでブレッドバッグとも呼称されます。
第一次世界大戦でもっとも多く使用され、大戦後は世界で軍縮が進んだ事もあり、後継のミューゼットバッグが採用されたものの、更新は遅れがちで、第二次世界大戦でも引き続き使用されました。
戦後、装備がアメリカの影響を強く受け、他の装備が大きく変わる中でもMle38はそのまま使用されることになります。
1940年代後半にはオリーブグリーンのキャンバス製、「軍事装備」と刻印されたメタルボタンの物が主に支給され、50年代半ばに入ってようやく後継のMle50に更新されました。
製品は、40年代に採用されていたコットンキャンバスのモデルを再現いたしました。
コットンキャンバスの厚手の生地や刻印のあるメタルボタン等、細部にわたるまで再現しております。
アイテムサイズ
H30cm × W37cm × マチ3cm
素材…コットン
生産国…中国